椎間関節性腰痛

- 腰を反らすと痛い
- 立っているとだんだんと腰が痛くなる
- 朝起き上がる時に痛い
椎間関節とは
一つ一つの背骨は前方では椎間板(クッション)、後方では椎間関節と呼ばれる関節で繋がっています。椎間関節は滑膜で覆われ、関節液によって潤滑されています。これにより、背骨は自由に曲げたり捻じったりする事ができます。椎間関節は、体のバランスや姿勢を維持するのに重要です。

椎間関節性腰痛とは
腰を反ったり、捻じったりする事で、椎間関節に炎症が起こり、痛みを発症する腰痛の事です。

症状
- 腰部の痛み: 最も一般的な症状であり、腰椎の椎間関節に炎症や圧力がかかることで生じます。痛みは、しばしば片側に局在し、特定の動きや姿勢で悪化することがあります。
- 腰から下肢への放散痛: 椎間関節性腰痛の痛みは、腰から臀部、大腿部、下腿部に広がることがあります。放散痛は、椎間関節からの神経の刺激や圧迫によって引き起こされる場合があります。
- 姿勢の変化による痛み: 特定の姿勢での痛みや不快感があります。長時間同じ姿勢を保つことや、特定の動作(立ち上がる、座る、反らす)が痛みを引き起こすことがあります。
- 朝起きた時の硬直感: 椎間関節性腰痛の患者は、朝起きたときに腰部や下肢の硬直感を経験することがあります。これは、椎間関節の周囲の筋肉や組織が夜間に収縮し、朝起きたときに痛みや硬直感を引き起こす可能性があります。
- 痛みの悪化: 椎間関節性腰痛の症状は、特定の動作や活動によって悪化することがあります。例えば、長時間の座位や立位、後屈などで症状を悪化させることがあります。
画像検査

レントゲン検査では一見、異常はなさそうですが

MRI(STIR像)では椎間関節に高信号を確認
このようにMRI検査を受けて頂く事で疼痛部位を特定する事ができます。

名古屋市中村区にある加納接骨院では、以下のようなポイントを守り、椎間関節性腰痛の施術を行います。
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原因に特化した施術です
腰痛を改善するには、施術前には一人ひとりの原因を知ることがとても大切なポイントです。
そこで当院では、施術前に必ず検査を行います。
下肢の状態が悪いほどの腰痛には提携先の医療機関でMRI検査を受けていただくこともありますので、不安を解消するためにも検査を受けましょう。
原因がわかり次第、実際の施術を始めます。施術は手技がメインとなります。 -
一人ひとりに合わせたアドバイスもお伝えします
腰痛の悩みをなくすには、予防の心がけも必要です。当院ではお客様の状態に合わせ、状態に適したセルフケアのアドバイスをしています。
自宅でできるセルフケアをお伝えしますので、ぜひお役立てください。