顎関節症

顎関節症とは

　顎関節症とは顎の関節や顎を動かす咀嚼筋に異常がおこり、『顎が痛い』、『口が開きにくい』、『音がする』、『物が噛みにくい』といった症状が現れる疾患です。

咬合の不良: 歯の噛み合わせが不適切である場合、顎関節に過剰な負担がかかることがあります。このような状況では、咬筋や顎関節周囲の組織にストレスがかかり、顎関節症の原因となります。
ストレス: ストレスは咬筋の過剰な緊張や不快感を引き起こし、顎関節症のリスクを高めることがあります。ストレスによって咬合力が増加したり、歯ぎしりや歯ぎしりを引き起こすことがあります。
外傷: 顎の外傷や事故、口の周りの打撲などが、顎関節症の原因になることがあります。外傷によって顎関節や周囲の組織が損傷し、痛みや不快感を引き起こす場合があります。
咬筋の異常: 咬筋の異常や過剰な緊張は、顎関節症の原因となる可能性があります。これには、咬筋の過度の使用や過度のストレスが含まれます。
関節の異常: 顎関節自体の異常や変性、関節円板の変性、関節包の炎症などが、顎関節症の原因となることがあります。
生活習慣: 口呼吸、過度の咀嚼、不適切な姿勢などの生活習慣は、顎関節症の発生に影響を与える可能性があります。

名古屋市中村区にある加納接骨院では、以下のようなポイントを守り、顎関節症の施術を行います。

高性能超音波エコーで顎関節を観察

　超音波エコーを使用し、顎関節の変形、関節円板の状態を確認します。
特殊電気治療と温熱療法で痛みを改善

『ハイボルト』『マイクロカレント』『マイクロウェーブ』などの特殊電気治療に加えて、ホットパックなどの温熱療法も行います。
痛みに応じたオーダーメイド施術、オーラルリハビリテーション

　当院では、顎関節の前内方に転位している関節円板に対して、直接刺激を加えるオーラルリハビリテーションという運動療法を行っています。これは関節円板の修復を促進したり、咬筋や翼突筋をほぐす運動療法です。また、顎関節に負担のかからないよう生活指導もさせて頂きます。
頚部へのアプローチと姿勢改善

　顎関節の動きは、後頭骨と上位頸椎の動きと密接な関係にあります。当院では、頭頚部へのアプローチも行い、後頭骨と上位頸椎の動きも一緒にい良くしていきます。

また、姿勢不良が頚部に影響を及ぼし、結果、顎関節にも影響を及ぼします。適切な姿勢の維持や改善が重要で、そのためのエクササイズも行います。