四十肩・五十肩

肩や腕を動かすと、激しい痛みに襲われる
肩が、痛くて眠れない
服を脱ぎ着する時が、辛い
このまま肩が、固まってしまうかと不安
肩の痛みが、何カ月も続いている

四十肩・五十肩とは？

　四十肩・五十肩とは正式に『肩関節周囲炎』とも呼ばれ、損傷や炎症を起因とする肩の痛みや拘縮を言います。40代から50代、60代にかけて発症することでも知られています。拘縮とは、肩関節を被う関節包が、線維化と萎縮を繰り返して起こってきます。

四十肩・五十肩は、痛みが強い『急性期』、痛みは少しだけど肩が挙がらない『拘縮期』、段々と可動域が広がる『回復期』の3つの段階に分けられ、それぞれに異なった対応が必要です。

四十肩・五十肩が良くならない原因とは？

　四十肩・五十肩は時間が経てば緩和されると思われがちですが、放置しておくと夜も眠られなくなり、拘縮が強くなり、治るのに長期間かかってしまうケースも少なくありません。

また、他の原因が隠れているケースも少なくなく、『腱板断裂』と『石灰沈着性肩関節炎』は特に鑑別が必要です。また、肩の『腱鞘炎』や『滑液包炎』になっているケースもあり、当院に来られる患者様にもそのケースがよく見られます。

お客様自身では四十肩・五十肩だと考えていても、上記のような状態になっていることもあるため、要注意です。原因に対して適切な対応ができるよう、なるべく早くに専門家に相談しましょう。

名古屋市中村区にある加納接骨院では、四十肩・五十肩に対し、以下のポイントを守っております。

施術前の検査で原因を特定します

　当院では施術前にエコーや整形外科的な徒手検査を行い、『四十肩・五十肩』なのか、『腱板断裂』や『石灰沈着性肩関節炎』など他の疾患なのかを鑑別していきます。
また、『急性期』なのか『拘縮期』か『回復期』かを見極め、施術方針を立てていきます。

状態を把握するため、カウンセリングも入念に行っています。必要に応じ、提携先の医療機関での検査をご案内することもあります。
『急性期』『拘縮期』『回復期』状態に合わせた施術

　『急性期』『拘縮期』『回復期』、各期間に合わせた施術を行うことが重要です。
『ハイボルト』『マイクロカレント』『超音波機器』など、症状に合わせた電気療法で患部を施術したあと、手技療法で不快症状を緩めていきます。
リハビリ運動療法

　三つのそれぞれの期間に合わせた運動療法を行います。振り子運動や、滑車運動も行います。また、インナーマッスルの筋力強化も行っていきます。
セルフケアや日常生活での注意点も詳しくお伝えします

　症状から早く回復するには、急性期は患部を動かさない、些細な動きでも注意するなど、日常生活での意識も必要です。
そこで当接骨院では、急性期や慢性期、回復期に合わせた患部の動かし方を細かくお伝えします。
普段から体の使い方に気をつけると、症状緩和がスムーズになりますので、ぜひお役立てください。