ヘバーデン結節・ブシャール結節

ヘバーデン結節・ブシャール結節とは

　手の指が曲がったり、関節がコブのように腫れてしまうことがあります。指の第一関節だとヘバーデン結節といい、第二関節であればブシャール結節といいます。第一関節か第二関節かで病名が変わるだけでどちらも同じ関節炎であり変形性関節症です。関節周囲に骨隆起が形成され、軟骨がすり減り関節組織が変性を起こします。

原因

1. 遺伝的要因: ヘバーデン結節やブシャール結節は遺伝的な要因によって引き起こされる場合もあります。
2. 関節の負荷や過使用: 長期間にわたる関節の過度の負荷や使用、特に重い物を持ち上げたり、反復的な動作で関節にストレスをかけ、変形性関節症を引き起こします。
3. 加齢: 年齢が進むにつれて、関節の軟骨は徐々に劣化し変性していく傾向にあります。このプロセスがヘバーデン結節やブシャール結節の発症に関連しています。
4. 環境要因: 肥満、関節の外傷、運動不足などの環境要因も、変形性関節症のリスクを増加させます。

症状

1. 関節の変形: ヘバーデン結節やブシャール結節は、関節周囲に小さな骨質の隆起が現れるため、指の形が変わって見えることがあります。
2. 痛み: ヘバーデン結節やブシャール結節の主な症状は関節周囲の痛みです。指を曲げたり、押さえたりすると痛みが生じます。
3. 関節の運動制限: ヘバーデン結節やブシャール結節が進行すると、関節の動きが制限され、日常生活に支障をきたす場合があります。
4. 腫れ: 関節周囲の組織に炎症が起こり腫れてきます。
5. 症状の悪化: 痛みを我慢してそのまま使っていると、症状が悪化することがあります。

名古屋市中村区にある加納接骨院では、以下のようなポイントを守り、ヘバーデン結節・ブシャール結節の施術を行います。

• 施術前の検査で原因を特定します

  

  当院では施術前にエコーや複数の検査を行い患部を観察していきます。
  原因を確かめるため、カウンセリングも入念にしております。

• 炎症を抑える豊富な電気治療機器

  

  　当接骨院では痛みを改善するため、施術機器を使います。
  急性的な痛みを緩和させるには、『マイクロカレント』の微弱電流が役立ちます。
  慢性的な痛みには『ハイボルト』を使用し、疼痛の緩和を図ります。
  

• 炎症を早期に抑える、オリジナル固定

  早期に炎症を抑えるためには患部の安静が必要です。
  当院では、テープで患部を固定したり、取り外し可能なサック状の固定を作ります。症状に合わせ患者様に寄り添った固定をしていきます。

• セルフケアや日常生活での注意点も詳しくお伝えします

  

  症状から早く回復するには、急性期には患部を動かさない、些細な動きでも注意するなど、日常生活での意識も必要です。そこで当院では、急性期や慢性期、それぞれに合わせた患部の使い方を細かくお伝えします。
  普段から手指の使い方に気をつけると、症状緩和がスムーズになり、予防にもつながりいますので、ぜひお役立てください。