踵骨骨端症(シーバー病)
- 走ると踵が痛い
- ジャンプの着地時に踵が痛い
- 思った様にスポーツができない
- 思いっきり走れていない
踵骨骨端症(シーバー病)
10歳前後の男子に多く見られる疾患の一つに『踵骨骨端症』があります。別名『シーバー病』とも言われていますが、子供の踵骨には骨端核と呼ばれる分裂した骨があります。この骨端核は踵の骨本体とは軟骨で繋がっているため、その部分は力学的に弱い構造となっています。骨端核が踵の骨本体と癒合するのは15~16歳頃です。癒合するまでの間、踵部分にスポーツで過度なストレスが加わると軟骨部分の弱い場所で損傷が起こります。これが踵骨骨端症が発生する原因と言われています。ストレスの方向には2種類あり、スパイクによる繰り返しの突き上げと、アキレス腱による繰り返しの張力があります。
症状
- 踵の下部や後ろ、特に足底に痛みがある。
- 特に朝や長時間の歩行後に痛みが悪化する。
- 運動や活動中に痛みが増す。
- 特に活動後に足を休めると痛みが軽減する。
治療方法
- 安静と活動制限: 痛みがあるときは、運動や活動を制限し、足を休めることが重要です。長時間の運動を避け、安静にしていることで痛みが和らぎます。
- 患部固定:踵部分への力学的ストレスを軽減するためにはしっかりとした固定が必要です。当院ではオーダーメイドで踵の固定具を作成します。
- ストレッチと筋力トレーニング: アキレス腱やふくらはぎ、股関節周辺の筋肉の柔軟性と強度を向上させるためのストレッチと筋力トレーニングが重要です。これにより、足の負担が軽減され、痛みが和らぐことがあります。
- 適切な靴の着用: 適切な靴を履くことで、足への負担を軽減することができます。クッション性のある靴やアーチサポートのある靴を選ぶことが重要です。
- インソール: 痛みや症状を軽減するために、足の形状やアーチに合わせて作られたインソールを使用することがあります。
名古屋市中村区にある加納接骨院では、以下のようなポイントを守り、踵骨骨端症の施術を行います。
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施術前の検査で痛みの原因を特定
当院では施術前にエコーや複数の検査を行い、踵骨骨端症を確認していきます。
必要に応じ、提携先の医療機関での検査をご案内することもあります。
原因を確かめるため、カウンセリングも入念にしております。 -
踵に対する衝撃を分散させる独自の固定具
踵骨骨端症では、踵にかかるストレスは、スパイクによる突き上げとアキレス腱による張力があります。状態によって、オーダーメイドで作成する固定具を作製し、踵に対するストレスを軽減させ、踵骨の癒合を早めます。早期に痛みを取り除きます。
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骨端症を早期に修復する最新医療機器
踵骨骨端症は骨折治療に準じて治療を進めていきます。最新の骨折治療機器、LIPUSを導入しております。音圧効果により骨端症部部の修復を促進し、約40%治療期間を短縮することができます。
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スポーツ復帰までしっかりサポート
痛みの強い急性期にはスポーツ制限と固定を行います。その間は身体の硬い箇所などのストレッチを重点的に行います。痛みが良くなってきたらスポーツ特性に合わせたアスレチックリハビリテーションを行いスポーツ復帰まで全力でサポートさせて頂きます。
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プロアスリートも使用しているインソール治療
足部の機能を向上させ再発を防止します。
プロアスリートも使用しているインソール治療を受ける事ができます。
患者様の声
S.Y様 13歳 中村区 シーバー病
踵の痛みが治って野球復帰することができました。
※お客様個人の感想であり、効果には個人差があります。