変形性股関節症

このようなお悩みはありませんか?
変形性股関節症
  1. 立ち上がる時や歩き始めに脚の付け根、太ももが痛くなる
  2. 股関節が常に痛い、寝ている時も痛い
  3. 靴下が履きにくい
  4. 階段昇降、車の乗り降りで股関節が痛い

変形性股関節症とは

 変形性股関節症は、関節軟骨の変性や変形によって生じる関節疾患の一種です。股関節は人間の体で最も大きな関節の一つであり、変形性股関節症はこの関節に影響を及ぼします。

この疾患では、通常、関節軟骨がすり減ったり、磨耗したりして、骨同士が直接摩擦を起こすことがあります。また、関節周囲の骨や組織にも変化が生じることがあります。これにより、痛み、運動制限、そして日常生活の機能への影響が生じることがあります。

変形性股関節症

原因

  1. 遺伝的要因: 遺伝的な傾向は変形性股関節症の発症に関与します。特定の遺伝子や家族歴が疾患のリスクを増加させる可能性があります。
  2. 関節の異常な負荷: 長期間の過度の負荷や不適切な運動、姿勢の問題が関節に負担をかけ、変形性股関節症のリスクを高めることがあります。
  3. 外傷や怪我: 股関節の外傷や過去の怪我が後の関節の健康に影響を与えることがあります。
  4. 肥満: 過体重や肥満は股関節に余分な負荷をかけ、関節の炎症や変性を促進する可能性があります。
  5. 関節の形態学的異常: 骨の形状や関節の異常が関節の負荷を変え、変形性股関節症のリスクを増加させることがあります。

症状

  1. 痛み: 股関節やその周囲の領域での痛みが最も一般的な症状です。通常、活動時や負荷がかかった時に痛みが増す傾向があります。夜間にも痛みを感じることがあります。
  2. 運動制限: 股関節の痛みや不快感により、歩行や他の日常活動の制限が生じることがあります。特に股関節を曲げる動作や座ったり立ち上がったりする動作が困難になることがあります。
  3. 関節のこわばり: 股関節の可動域が制限され、関節のこわばりを感じることがあります。
  4. 筋力の低下: 長期間の活動制限や痛みにより、周囲の筋肉が弱くなることがあります。
  5. 転倒のリスクの増加: 股関節痛や運動制限により、歩行時や移動時の安定性が低下し、転倒のリスクが高まることがあります。
  6. 変形: 進行した場合、股関節の形状に変化が生じることがあります。これは関節の変形として観察されることがあります。
加納接骨院の施術の特徴

名古屋市中村区にある加納接骨院では、以下のようなポイントを守り、変形性股関節症の施術を行います。

  • 施術前の検査で原因を特定します

     当院では施術前にエコーや複数の徒手検査を行い、変形性股関節症やその他関連する症状を見極めます。
    必要に応じ、提携先の医療機関での精密検査をご案内することもあります。
    原因を確かめるため、カウンセリングも入念にしております。

  • 患者様一人一人の症状に応じた施術を行います。

     当接骨院では股関節の痛みを改善するため、施術機器を使います。

    『ハイボルト』は、筋肉を緩める、慢性的な痛みを和らげるのに適した機器です。
    急性的な痛みを緩和させるには、『マイクロカレント』の微弱電流が役立ちます。
    EMSでは筋力を強化できるため、股関節症をはじめとする組織への負担を軽減できます。

  • 股関節のリハビリ運動療法

    股関節牽引

     当院では、股関節強化のため運動療法を行っています。足挙げや足を拡げるストレッチなどを行います。ジャグリングといって貧乏ゆすりの様な運動は、関節軟骨の修復にも効果があります。

    股関節の牽引も行います。圧が高くなっている股関節を牽引し、関節を陰圧にすることにより炎症を抑え、硬くなった股関節を柔らかくします。

  • セルフケアや日常生活での注意点も詳しくお伝えします

    症状から早く回復するには、急性期は患部を動かさない、些細な動きでも注意するなど、日常生活での意識も必要です。そこで当院では、急性期や慢性期、それぞれに合わせた患部の動かし方を細かくお伝えします。
    普段から体の使い方に気をつけると症状緩和がスムーズになりますので、ぜひお役立てください。